青森ねぶた跳人衆団跳龍會も来年の9月から10年目に入ります。
あっという間に活動をして9年という年月が経過しました。
毎年様々なことがありますが、
今年の青森ねぶた祭では、跳人への様々な規制がありましたね。
実際に運行中、
目の前で一般跳人に対して前に怒号を浴びせて手で押しやる場面、
沿道の子供に鈴をあげている若い女性を前に行け‼と手で押す場面、
女性跳人を押して女性がコケた時、その彼氏または旦那さんが詰め寄る修羅場を見た時に、
愕然としました。
今後はさらに跳人への規制は厳しくなるのでしょうか。
跳人参加を様々な団体でしていらっしゃる方はお解りだと思いますが、前を向いてひたすら2時間跳ね続けることが跳人の楽しみではありません。
【盛】跳人仲間との連携や盛り上がり、
【絆】時に家族や仲間で輪になって跳ねたり、
【共】観客との意思疎通や盛り上がり、
【連】囃子方に囃し立てられ呼応したり一緒に跳ねたり、
その様々な楽しみ方の中で、
現状で跳人の楽しみを一緒に最大限に表現するため、
昔からの跳人の楽しみを一つでも子供たちに残すため、
會の理念である
跳ねて楽しみ
跳ねて感じる
跳ねて伝える
の三つの輪(和)。
そして、今後、一斉スタート方式からもし吹き流し方式に戻った場合に、
吹き流し方式を跳人で体験していた跳人が少なくなっていること。
実際に跳人に関しては、周りを見ても、地元よりも県外の参加者が多くなっているように感じます。
跳人の団体としては、現代での改めて吹き流し運行の跳人の安全性などについて検討しなければなりません。
昔は吹き流しにみんなが慣れていました。
太鼓台車に轢かれてけがする人も聞いたことありませんでした。
昔よりももっと盛況な祭りにするには、様々な変革が必要なのかもしれません。
もっともっと跳人の存在を体現していかなければ、このままだと昔の良さも、跳人の様々な楽しみ方も忘れ去られ、更に地元跳人はいなくなってしまいます。
吹き流し方式の運行を経験している跳人の方、また、會の理念、そして跳人の未来を憂い同じ想いを持っている方の入會をお待ちしております。
入會はこちら、
お問い合わせは
info@haneto.net
までお気軽にどうぞ。
跳龍會として、一緒に跳人を後世に伝えていきませんか!!
年代は問いません。
想いのある跳人皆様の入會をお待ちしております。
青森ねぶた跳人衆団跳龍會
會頭 後藤 公司